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同人小説書き『植栖価値(うえすかち)』のブログだよ。二次創作とかオリジナルとか色々やるよ。でもブログにはあんまり長いのは載せないと思います。変なのを書きがちだよ。最近は主にTeitterに生息中。TitterID:【lost_taboo】
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宴会は大詰め神社は盛り上がる。
好き勝手に酌み交わす人間や人間以外達――。だがその中で、ただ一人だけ雰囲気を異にしている人間以外が居た。
師匠と並んでシートの上に正座をするブレザー姿の少女、――鈴仙・優曇華院・イナバ。不安げに目を伏せどうにもそわそわと落ち着きの無い様子で体を揺らしている。
 
――うう……お手洗いに行きたい……――。
 
――目下のところの彼女の望みは、ただそれだけだった。
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 もっと読書のスピードを上げたいなあと常々思っております。
 いやたぶん遅くはないとは思うんですが、何しろ後先考えない性分らしく、溜めに溜めた小説(たま~にそれ以外)群が百冊以上ありまして……w
 その上、ブックオフ巡りを趣味にしているものだから始末に負えない。
 消化する以上のペースで着々と増えていってしまうのですよ。
 しかしどうする……? 単純に冊数を減らすというのであれば、ページ数の短いのから攻めていけば確かに数は減るには減るぞ……。
 現時点で一冊読むペースと言えば、長くて三四日、短ければ一日。今読んでる『ドグラ・マグラ』はさすがに原稿1500枚分という分量に圧されて存外に時間が掛っていて、長いパターン。
 町田康先生の『きれぎれ』はかなり文圧があったものの一日で読み終えたんだがなあ。

 まあここ最近、前にない勢いで本を読んでいっているので、たぶん鍛えられてはいるものと信じます。
 とにもかくにも、まずは今月内にドグラ・マグラを読みきって、その勢いに乗って今度は清涼院流水先生の『秘密屋 赤』と『秘密屋 白』を読んでしまおう。


 あと、スピードを上げたいといえば、執筆スピードも上げたいものです。
 まあいろいろ忙しいがゆえに、なかなかこちらに時間が割けないということもありますが、それにしても遅い。
 こちらも経験だなあ……。

 あ、現在手がけてるうどんげのはちょっと待ってて下さい。
 今はドグラ・マグラに集中したいのでw
 いや他の作品ならばともかくのこと、殊ドグラ・マグラに関しては、他に意識を飛ばさずに読みきらなくてはいけないような気がしてましてw

 と、いうかそうでなくともうどんげのは文章がガタガタだったからなあ……。
 直しに時間がかかりますので、まあまったりお待ちください。
 前回の『紅宴祭』を気に入っていただけた方で、さらにサイトの趣旨に同意して下さる方であれば、きっと気に入って頂ける筈ですから。

 ……つかでもまあ、そろそろ上げないと、それこそただの駄文だらけになって、「ここは何サイトだよ」ってことになりかねないですからねw
 うん……がんばりますw

 今日は友人らとカラオケに行ってきましたが、こういう時、マイナーな曲ばっかり知ってる自分が恨めしくなりますね。いや、有名な曲も好きなのは多いんだけれど、歌えないんだよ!
 発声法のベクトルが全く違う方向を行っているので……。
 せめてもう少し音域を広げていきたいなあ。
 
 ◆

 ドグラ・マグラを読んでいます。
 『黒死館殺人事件』と『虚無への供え物』と合わせて、日本三大奇書なんて呼ばれてますが、むしろ私的には、そこに『匣の中の失楽』を合わせた、四大ミステリと言った方がしっくりします。

 まだ文庫の上巻途中までしか読んでいませんが、これはすげえ面白い。空恐ろしい。
 いや、内容に触れるのは止しておきましょう。しかしここらで読んだ途中の私の感じた不安をひとつ。

 読んでいて感じる私の不安とはつまり、主観の頼りなさです。
 考えてみても下さいよ。例えば私がここにこういった駄文をしたためているとして、じゃあこの文章を書いている私がイカレテいないと誰が証明出来るでしょうか? 私には出来ない。
 もちろん、周囲に自分の正気を主張することは出来る。しかしそんなのは証明足りえない。
 自分の正気を信じることは出来る。しかしそれがどうしたことか。
 私は私の心の判断をすることが出来ない。
 じゃ、第三者に頼めばいい?
 サテ、それにどれほどに意味があるか。
 なぜならば、第三者の視点――即ち客観とは、客体それぞれに於ける主観の集まりに過ぎないのだから。
 自身の正気を証明出来ない者達に、どうして第三者の正気を判断できようか。
 ――もちろんこれは、この文章を読むあなたにも当てはまる。
『我思う、故に我あり』――――なんと心もとない真理ではありませんか!

 ――、とまあ私の思うところはこんな感じ。作品に直接こう書いてあるわけではないものの、とかく脳髄というものをあやふやにするこの作品。読み終えると一度は発狂するというその噂もさもありなん。理解できようというものです。

 サテ……私はこれから、残りも少なくなったドグラ・マグラの上巻を読み終え、下巻も読みに行かなくてはならない。
 ところで私は猛烈に眠い。
 というわけでお休みなさい――。

 ドグラでマグラな世界は決して遠くない。
 むしろ、目先鼻先に、
 ひとの脳髄に直接に――。
 わたしにもあなたにも。

 説明文が若干見づらくなることを除けば、こちらのデザインの方が読みやすい事がわかったので、当面はこれで。
あと、プロフィールの更新をして、トップページを作りました。以降リンクはそちらにお願いします。

デザインを変更してなんだか読みやすくなったのは、一行あたりの文字数が減ったからかな? スカスカ感が減っていい感じ。ってまあこれは逃げではありますがw
あと、『――』に隙間が無くなった。これデザインの影響があったのか。

にしても――、うむ。紅宴祭を改めて読み直すと拙いなあw
あー、こりゃあ下手だあ。こまごました直しをいれてどうとか云うより、もうこれ、あからさまに経験不足が祟ってるやなあ。
もっとがつがつ書いてかなきゃあ。
 書き終えた作品を読み返すことは非常に勇気がいることで、それが知人に一度でも読ませたことがあるような作品だと、尚更のこと読み返すのが恥ずかしくなります。
 しかしまあなんと言いますか、それ以前に、自分が書いた官能小説(紛いのもの)の、推敲作業の何とやりづらいことか! 死にたくなってきますねw
 しかしここで人様に公開するというのなら、――更に、いずれは同人として本にまとめることも考えているのであれば――本気で挑まなくては!
 あと、公開の間隔を出来るだけ詰められるように、そろそろもこけーで一本書きはじめようかな。
 何より、友達が大好きなカップリング故に、外せない気がするのでw

 ともかく次回の公開は、このサイトの説明にある解説から読み取れるであろうジャンルのうどんげです。あと、おまけにてゐも。
 ……おしっこ我慢してる女の子の可愛さって異常だと思うんだ。
 だからつい力が入って、できるだけゆるくやるつもりが途中なんかガチになってるけど、あんま気にしないでね。

 ◆

 一昨日(土曜日)、渋谷APIAのライブ見てきました。
 なんというか、いい空間でした。

 前日に前売りのチケットを買ってたんで、二百円ほど安く入れた。
 昼間の一時半ごろAPIA店内に入ったら、チケットを受付のお姉さんに渡して、ドリンクの注文。私はジンジャエールを頼んだ。グラス一杯のジンジャエールに450円はやはり高いけれど、まあこの注文を含めてライブの鑑賞券みたいなものだし、仕方がない。それにそんなことを言っても、その日はかなり日差しが強く、歩くだけで汗が流れるような日だったので、冷たいジンジャエールはかなり美味く感じた。

 やがて通されたライブのホールは、ホールと言うにはかなり小さく、座席が50人分。おそらく立ち見含めて詰め込めば70人入れるかだ。低い舞台の奥には、青くライトアップされた布が掛けられていて、どこか異世界めいた空気を醸し出していた。また、これはそのホールに限らずこの店全体に言えることだが、APIAの装飾は一種異様なものだ。さまざまな人形や絵画……ネパールを中心とした多国籍感漂う店内の雰囲気は、正直初めて入る時にかなりの勇気を要した(一度は入るのを諦め帰宅した)。
 閑話休題、とにかくそんな空間にも人は来るもので、ホール内には私も含めて十数人の人間がいた。まあ収容量と比べれば少ないかもしれないけれど、名も知れないインディーズ(CDの有無は知らないが)ではそのくらいなのかもしれない。


 ……キリないw
 まあライブの内容に関しては、インディーズの皆さん四方、玉石混交な感じで。どうもあまり光って見えない方もいれば、逆に眩しいくらいに輝く声とテクを持つ方もいるし、地味気なヴィジュアルに反してかなりいいセンスを持つ方も居れば、やたら青臭い歌詞を歌う方も居て……。
 共通することは、全員ギター一本の引き語りってことですね。四名のうち、三名はアコギ、一名はあの、Vを逆さにしたようなボディのギターで。

 ……なんだか夢見がちな空間だったなあ。
 演奏が終わった方はどこかにギターを置いてゆき、客席で観客と歓談を始めて……。
 あそこは一種サロンのような空間なのかもなあ。もちろん大意はライブ鑑賞にあるものの、そこでのふれあいには、外ではまずあり得ない人と人との距離感があり、なんとなくそれは、心地よいものでした。
 ああ……また行きたいなあ。
 いやまた行くんだけど。再来週頃。


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HN:
植栖価値(うえすかち)
性別:
男性
趣味:
ケツを叩いてアヘアヘ歌う事(嘘)
自己紹介:
 女の子が尿意を我慢する様と、キツネっ娘をこよなく愛する。
 あと百合。百合。大好きだよ。

 パンクロッカー。
 活動経歴・なし。




 
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